基底核障害の脳画像と 治療のための機能解剖

基底核障害の脳画像と治療のための機能解剖

〜ブレーキを止めない、急に立ち上がる患者様の病態理解と治療展開〜

 

なぜ被殻出血の患者様に運動麻痺がある人とない人がいるのでしょうか?なぜ運動はできるのに、運動手順がバラバラになったり、ブレーキを忘れるといった現象がみられるのでしょうか?なぜ運動麻痺がないのに、筋力が発揮されにくい筋緊張の低下などの問題が生じるのでしょうか?

 

実は、運動を実行するためのメカニズムは、脳の一次運動野(4野)から皮質脊髄路を介して運動情報をただ筋肉に送っているだけではありません。運動がスムーズに行われるために、運動の前に基底核を介した、運動手順や運動の開始・停止を決める一連のメカニズムが存在します。このメカニズムを理解せずに、患者様の臨床場面の問題を解決するのは非常に難しくなります。しかし、この原因がわかるからこそできる治療介入は必ずあります!今回のセミナーでは、基底核がもつ、脳機能を基にした評価や治療の仕方をお伝えします。そして、それを基に障害を受けた患者さんの脳画像が見れることをまずしっかり学んでいきます。

 


日時:2020.2.24(祝・月)9:30~15:30 

場所:郡山市中央公民館 第3.4講義室   (郡山市麓山1丁目8-4)

対象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、鍼灸師、柔道整復師、そのほか医療従事者

参加費:7,000円      早期割引 6,000円(※1月31日までにお申込の場合)

定員:80名    ※先着順となります。